医院長Blog バルちゃんのひとり言

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鯉のぼり見かけませんね

皆さんこんにちは。

朝晩がまだまだ冷え込むこともありますが、昼間は暖かくなってきて過ごしやすい季節になってきました。

コロナ感染も少しずつ落ち着きを見せており、いよいよ連休明けにはインフルエンザと同等の5類へ移行します。

そのためこの3年分の自粛期間のうっ憤を取り戻そうと観光地はおおいに賑わいを見せているようですね。

でも連休明けからまた第9波も予想されていますから十分に注意していかなければなりません。

 さて、5月になったら鯉のぼりのイメージが浮かびますが、最近はあまり見かけなくなったと思いませんか?

地域を上げて川を挟んで多数の鯉のぼりを泳がせている風景を時折見かけます。

これはこれで壮観で見ごたえがあります。

しかし個人的に鯉のぼりを泳がせている家庭は確実に少なくなっている気がします。

何故なんでしょうか?と思って調べてみました。

いろいろな理由が書いてあります。

1番は少子化で子供の絶対数が減ったため。

これは納得です。実際学校検診に出かけても私が当地に帰って開業したころの30年くらい前から見たら、生徒数はほぼ半分の人数に減っています。

検診自体は人数が少なくなった分楽にはなりましたが・・・。

政府も異次元の少子化対策を取り入れると宣言はしているみたいですが、もう一つ有効打にはなっていないような気がします。

2番目は飾る場所がない。アパートやマンション暮らしが多いとか、戸建てであっても庭が狭いなどが理由で飾らない。

その代わりに室内やベランダに小さなコンパクトな鯉のぼりを飾る家庭が増えてきた。

確かに時々ベランダに飾ってある鯉のぼりを見ることがありますね。

3番目は毎日出したりしまったりするのが面倒くさい。

そうですねうちでも昔飾っていましたが、毎日の出し入れは面倒ですし、急に雨が降ってきたりしたら大変だったような記憶があります。

4番目は飾らない環境で育った親が増えた。

これも両親がそういう風に育てば自分の子供に飾ってあげようかという気持ちもわいてこないでしょうね。

5番目は核家族化で祖父母が同居していない。

こうなると孫に飾ってあげる鯉のぼりを用意してくれたり、出し入れの面倒くささをやってくれたりなどがないため飾らないでしょうね。

他にもいろいろ理由がありましたが、面白いものに、男児がいることを周囲の人に知られてしまうというのもありました。

プライバシー保護でしょうか?

これは都会的な感覚かもしれませんが?

また子供がいる幸福アピールになる。見栄の張り合いになる。

家計が苦しいから用意できないなどもありました。

少しこじつけ的な気もしないではありませんが、こういった理由で鯉のぼり文化が衰退してきているのは確かでしょう。

でも風薫る5月といわれるくらいです。この風に乗って泳ぐ日本の風物詩です。これからも残ってほしいですね。

これから暖かくなっていく初夏。元気に乗り切っていきましょう。

しかし元気がないのはわがジャイアンツです。

4月中に単独最下位も経験しました。これから上昇するのみです。

4月中の最下位経験は過去2回あったそうです。

その2回とも5月からV字回復して最終的には優勝したそうです。

これを聞いて少し期待を持ってしまいました。

何はともあれWBC優勝以降の野球人気上昇もあり、皆でしっかり応援して楽しみましょう。