医院長Blog バルちゃんのひとり言

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春がやってきました!

最近思うこと

皆さんこんにちは。

春一番も吹き荒れだいぶ春らしい気候になってきました。

今から少しずつ気分も高揚して活動的になっていくのではないでしょうか?

しかし相変わらずコロナ感染が高止まりしており、なかなか収束していきませんね。

卒業式、入学式などにも影響が出ているようですし、これからの花見の時期にも影響が出そうな様子です。

さらに変異株ステルスオミクロン(BA2株)の拡大も危惧されており、まだまだこの状態が続きそうです。

皆さんも感染しないようこれからも3密を基本に感染予防していきましょう。

世界では平昌冬季オリンピックさらにパラリンピックで盛り上がりを見せている中、ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まり大変な事態になっています。

それにしてもこのような時代に独立国家に対して主権侵害するような軍事行動が行われるのが信じられません。

報道を見る限りではロシアはウクライナ一般住民、市街地さらには原子力発電所へのミサイル攻撃をするなど見境なく攻撃しています。

唯一の被爆国日本は特に世界に向けて原爆の危険さについて発信していく義務があるでしょう。

チェルノブイリでの原発事故でロシアもすでに分かっていることでしょうにどうしてでしょうか?

プーチン大統領の精神面に関しての報道もありますが詳しい事情はよく分かりません。

何としても早く停戦協定が結ばれることを願っています。そしてこれ以上の被害拡大がないことを望みます。

話は全く変わりますが、コロナ感染の影響で運動不足になっているのか、時々便秘が強くなってきたと訴える人が以前より多いような気がします。

腸内細菌のバランスが崩れてきているのでしょう。

腸内細菌に関してはまだまだ不明なところがありますが、最近では免疫力との関連が強く言われています。

特に腸は「第2の脳」ともいわれるくらいです。

今回幸せホルモンといわれているセロトニンに注目です。

これは脳で分泌される神経伝達物質の一つで情緒を安定させたり、意欲を高める働きをするホルモンの一つです。

脳内で欠欠した状態がうつ病を発生するとも言われています。

しかしその90%が腸で作られているようです。

そもそも脳と腸のセロトニンでは少し働きが違うようで、腸では腸の蠕動運動を起こさせているのです。

この動きは「腸脳相関」と言われる神経伝達で脳に伝わります。

腸内でセロトニンが増えると蠕動が過剰になって、消化吸収が不十分なまま腸の内容物を先送りしていきます。

これが下痢をする過敏性腸症候群の原因とわかってきました。

他にもいろいろな研究結果から腸内細菌は人間の思考や行動に影響を及ぼしている可能性が高いと言われます。

脳の機能障害や認知症の発症にも影響している可能性もあります。

将来的には「この腸内細菌を増やせばあの神経伝達物質が増える」などということが判明し病気や症状の予防や治療などにも応用できる日がやってくるのかもしれません。

今特に注目されている分野の一つです。

今後いろいろ解明されるのを期待しています。

そろそろ甲子園やプロ野球も始まります。

今年の展望などについて話したいことは山ほどありますが、今回は触れるスペースがありませんでした。

非常に残念ですが次回に先送りします。

皆さんこれからもコロナ感染には注意しましょう。

ではまた次回楽しみに!!