皆さんお元気ですか？

早い梅雨入りのわりに雨が少ないじゃあないかと思っていましたが、ここにきて本格的な大雨が降りだして、静岡県熱海市では土石流による大被害が起こってしまいました。

さらに中国地方でも記録的な大雨となってしまい、土砂災害、河川氾濫などが危惧されています。

毎年のようにこのような極端な豪雨となることを繰り返しており、やはり異常気象の一つなのでしょう。

最近よく耳にするようになった「線状降水帯」ですが、以前は聞いたこともなかった気がします。

簡単に調べてみるとその名の通り、線のように存在する雨雲の様子を指し、激しい雨を降らせる積乱雲が集まったもので、大きさ幅２０～５０Km,長さ５０～２００Km,数時間同じ場所にとどまる性質がある。とのことです。

3年前に広島で起こった土石流もこのような大雨だったと思います。

気象条件が変わってきたためこのような現象が多くみられるのでしょうか？

それとも気象分析が進んでこのような状態がわかるようになったのかはわかりませんが、最近の天気予報は確立も高くなってきて、信頼性も上がっていると思われます。

警報が出たら直ちに行動に移せるように日ごろから避難する準備を怠らないように考えておきましょう。

さて、新型コロナ感染症は関東地方で第5波？が起こりつつあるようで、緊急事態宣言がまた発出されたようです。

今度はオリンピック・パラリンピックを挟んで出されるようです。

開催まであと2週間くらいしか時間が残されていない中、果たしてうまく実施されるのでしょうか？

やや不安が残るのは私だけでしょうか？

無観客開催となるのは当然でしょうが、これから日本にやってくる選手団も感染拡大の要因にならなければいいのですが？

当初はコロナワクチン接種が進めば感染も落ちついてくるだろうとの予測もありました。

そのためもあり政府はワクチン接種を加速させ多くの人に接種するための集団接種会場を設置したり、職域ごとに接種を実行しようといろいろ策を打ってきて来ました。

しかしここにきて肝心のワクチンの量が不足してきたようで、8月以降の提供がどうなるのかもはっきりしなくなりました。

当院でもすでに8月半ばまでの予約も入っており、ひょっとして2回目が打てない人も出てくるのではないかと心配しています。

さらに、コロナ変異株の問題もあります。

イギリス株、さらにはインドのデルタ株などどんどん感染力を強めているようです。

これらが現在打っているワクチンにも有効だとは言われていますが、実際のところワクチン接種が進んでいるイギリスなどでも再び感染者が急増している事実もあります。

いつまでたっても収束していかない現状に苛立ちを覚えます。

しかし現状を打破していくためにも、ワクチンを信頼して早く多くの人が接種を終えて感染を抑え、その後の変化した生活様式の中でも、ソーシャルディスタンス、マスク着用、3密回避は永遠に実行していくことで、以前のような世の中に戻っていくことを祈っています。

大雨による被害やコロナ感染症など暗い話題ばかりが続いていますが、無観客でもオリパラが開催され、少しでも世の中の人たちに明るい話題を提供してくれることを願っています。

皆さんも鬱陶しいこの梅雨、体調を崩さずに乗り切っていきましょう！！！