医院長Blog バルちゃんのひとり言

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コロナを吹っ飛ばせ!

最近思うこと

皆さんお久しぶりです。

コロナ感染の勢いがとどまることがありません。

国内では人口の多い都市圏はもちろんですが、北海道や、沖縄といった観光地などでも感染者が多く出ているようです。

欧米では日本と比較したら信じられないくらい桁外れの感染者を記録しています。

この先どうなっていくのか予想もできません。

とりあえずは3密を避けて、マスク、手洗いの徹底で自らが感染しないよう予防していくのが肝要ではないでしょうか。

最近の話題はコロナ一辺倒でこの書き込みでもコロナばっかり書いているような気がします。そこで今回は少しコロナから離れた話題で書き込んでいきたいと思います。

コロナ感染が拡大するにつれて、コロナ鬱、コロナブルーという言葉が巷で聞かれるようになってきました。

自分や家族が感染してしまうのではないかという感染への直接の不安。

業績悪化などによる経済的な打撃など、感染が拡大することによる間接的な不安。

自粛による生活の制限、連日のテレビなどの報道が続くことなどから引き起こされる不安。

こういった不安な状態が続くと、次第に気持ちが落ち込み、何もやる気にならないなど徐々にうつ状態へと進展していきます。

これがコロナ鬱です。

 

当院へも心配で心配で何回も受診される方が見受けられます。

そこまで心配しなくても大丈夫でしょうと思いますが本人にとっては大変な問題なのです。

こういった状態に陥ってしまう原因の一つにセロトニンというホルモンの関与があります。

本来、脳内で働く神経伝達物質の一つで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深くかかわっています。

これが不足してくると脳の機能低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。

その結果、ストレス障害、鬱、睡眠障害などに結び付いていくのです。

セロトニンは歩行などの運動、呼吸、咀嚼といったリズミカルな規則正しい生活を送ることによって遺伝子スイッチがオンになり生産量が増加するのです。

運動はウォーキングや軽いジョギング、自転車こぎなどのリズム運動が効果的です。

運動を始めて5分くらいからセロトニン濃度が高まり、20~30分でピークに達します。

それ以上疲れを感じるような運動は逆効果となることもあり注意が必要です。

音楽を聴くのも効果的です。もう一つお手軽なものは、物を噛むことです。

ガムを20分以上噛んでいると脳内セロトニン濃度が高まります。

もちろん食事で意識して数多く噛むのも有効です。

もう一つ重要なことはセロトニンの生産は、日の光を浴びることによって開始されるということです。

朝起きたらまずはカーテンを開けて日の光を浴びましょう。

ちなみにセロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれます。

皆さんもこれを増やすようなリズミカルな生活習慣を心掛け、健康な生活でコロナにも打ち勝ちましょう!!

 

今年はプロ野球も変則でスタートしましたが、わがジャイアンツはセリーグ優勝を飾りました。

パリーグはクライマックスシリーズがあるようでまだ戦相手は決まっていませんが、今年こそは日本一になってほしいものです。

まあどこが来ても期待しています。

これからは寒くなっていき、コロナ、インフルエンザ両方に注意が必要です。

こういったウィルス感染に罹らないよう免疫力を十分養っておきましょう。

ではまた次回!